”野菜をおいしく食べよう”をテーマにした、Webメディア「まんぷくベジ」に、代表理事の橋本のインタビューが掲載されました。
さつまいもの最新事情というテーマでしたが、品種や歴史、病気、海外事情など、幅広い話題について話をしていたら、ついつい話が盛り上がりすぎて、前後半にわかれてしまったようです。

安納芋ブームを皮切りに、 甘くてねっとり系が登場! ――――ここ近年、焼き芋やさつまいもを使ったスイーツなどが、テレビで頻繁に取り上げられることが多くなりましたね。やはり、さつまいもの注目度は高まっているのでしょうか。 橋本さん「急にブームになったというよりは、ジワジワと注目度が高まってきてたという印象ですね。実は2003年ぐらいから、焼き芋の第4ブームがはじまったと言われています。それまでは、焼き芋と言えば石焼きが主流だったのですが、この時期に電熱器で焼き芋が作れるようになったんです。スーパーでも手軽に焼き芋が販売できるようになったことで、焼き芋ブームが再熱したというわけです

少数派ながらホクホク派も健在 品種や焼き方で食感の違いを楽しもう ――――人気のねっとり系も好きなんですが、実は個人的には、ホクホク系もけっこう好みです。そういう人って、実は多いですか? 橋本さん「私も、いわゆる昔ながらのホクホク系が好きで、家ではいも天をよく楽しんでいます。今は焼き芋全盛期で、ねっとり系で甘みの強い品種が多く生産されているのが現状ですが、個人的にはもう少し、ホクホクした品種が出てきてほしいなと思っています。甘みの強い品種だと水分が多めなので、油と相性が悪かったり、さつまいもご飯にすると溶けて形がなくなってしまうことがあるんです。そういう場合は、収穫したての時期に調理するか、なるべくホクホク系の品種を選ぶといいですね」