さつまいもでとろみをつけた和風のシチューです。長崎では「ヒカド」と呼ばれ、郷土料理として知られており、16世紀に日本(長崎)に来航した南蛮人(ポルトガル人)が伝えた南蛮料理です。ヒカドという料理名は、ポルトガル語のpicado(肉などを細かく切る)から来たと考えられます。
材料
- しび(まぐろ)50g
- 煮出し汁(昆布20、かつお節20)5カップ
- 豚肉(または鶏肉)50g
- だいこん 80g
- さつまいも 100g(さいの目切り)/80g(すりおろし用)
- にんじん 30g
- 干しいたけ 2枚
- 塩 小さじ1/2
- こしょう 少々
- 細ねぎ 適量
作り方
- 煮出し汁をとる。
- 薄力粉はふるい、卵は溶いておく。
- まぐろ、豚肉は1.5cmのさいの目に切り、薄塩をして、さっと湯を通す。
- だいこん、にんじん、さつまいもは皮をむいて1.3cmの賽の目に切り、水にさらす。干しいたけは水に戻して1.3cm角に切る。野菜は軽くゆでておく。
- 煮出し汁に肉と野菜を加えて煮る。くずれない程度にやわらかくなったら調味し、さつまいもをすりおろして入れてとろみをつける。
- 小口切りしたねぎを散らして完成。