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さつまいもの魅力を発信する国家公務員YouTuber

「BUZ MAFF(ばずまふ)」とは?

皆さんこんにちは。
農林水産省SNS発信プロジェクト「BUZ MAFF(ばずまふ)」で「さつまいも大好きチャンネル」を担当している渡邊さゆりです。
農林水産省の「BUZ MAFF(ばずまふ)」とは、農林水産省職員自らが、省公式YouTubeチャンネルでYouTuberとなるなど、担当業務にとらわれず、その人ならではのスキルや個性を活かして、我が国の農林水産物の良さや農林水産業、農山漁村の魅力を発信するプロジェクトです。
職員自身が、動画の演出・撮影・編集を行なっているという点が新しく、日本初、霞ヶ関初ということで注目を集めています。


https://www.maff.go.jp/j/pr/buzzmaff/index.html
「BUZZ MAFF」の立ち上げに当たり、農林水産省では、積極的に情報発信を行いたい職員やグループの募集がありました。この公募には、24の職員やグループから応募があり、その中から14のチームが選定され、2020年1月7日から省公式YouTubeチャンネルを通じた発信を順次開始しています。
その14チームの中の1つに「さつまいも大好きチャンネル」があります。
この「BUZZ MAFF(ばずまふ)」の公募を知った時、私はすぐに「さつまいもの魅力を発しするチャンネルをやりたい!」と応募を決めました。

なぜ「さつまいも」なのか?

私は、大学時代に、さつまいもの加工品の一つである干し芋と運命的な出会いをして、その後の人生が大きく変わりました。こんなに美味しいものがあったなんて!とすっかり心を奪われた大学生の私は、干し芋で卒業論文を書き卒業しました。
その後、農林水産省に入省しましたが、さつまいもに関わる仕事ができるとは限らず、直接は関係のないお仕事をしていました。
しかし、大学時代にさつまいもの美味しさ、そして作物としてのポテンシャルの高さと可能性に心を奪われ、人生の軸に生きていきたいと思った私は、休日はさつまいも中心の生活をしていました。さつまいもスイーツの専門店を巡ったり、マルシェで様々な品種のさつまいもを購入したりと、自分なりのさつまいもとの関わりを模索していました。

芋蔓式にどんどん繋がる「さつまいも好き」の輪

社会人1年目の冬、さつまいもと関わり続ける人生とは何か悩んでいた私は、さつまいもアンバサダー協会の代表理事であり、さつまいもカンパニー株式会社代表取締役の橋本亜友樹さんと出会いました。
当時、有楽町の東京交通会館前で、多様な品種のさつまいもを販売していた橋本さんに、何を思ったか私は突然こう声をかけました。
渡邊「私、さつまいもが好きなんです。」
橋本さん「はぁ、そうですか。」


写真:有楽町の東京交通会館前でさつまいもの販売をしている橋本さん

そりゃそうですね。なんだろうこの人は?と思ったと思いますが、私は必死に、さつまいもの作物としてのポテンシャルに心奪われたことや人生をさつまいもと共に過ごしていきたいが関わり方を模索していることを真剣に話しました。
その後、橋本さん主催のさつまいもイベントに参加したり、お手伝いをさせていただくようになりました。そこでは、さつまいもが好きで趣味の範囲でゆるい関わりで生きている人、さつまいもが好きすぎて仕事や人生を大きく変えた人など、さつまいもというキーワードで繋がる年齢も職業も関係のない新しい世界が広がっていきました。
まさに、芋蔓式にどんどんと「さつまいも好き」の輪が広がっていきました。
そして、改めて「さつまいも」とは、美味しいのはもちろん、こんなにも多くの人々に影響を与える食べ物なのか!やっぱりこの作物は本物だ!と確信し、そして、今に至ります。


写真:さつまいもの植え付け体験に参加した時の様子

さつまいもに心奪われた個性豊かなゲストを迎え、さつまいもの魅力をお届けする「さつまいも大好きチャンネル」。いつものいもが違って見える。そんなきっかけになれば嬉しいです。
さつまいもアンバサダー協会の理事の皆さんはもちろん。まだまださつまいもに心奪われ、人生が変わった人を紹介しますので、是非一度覗いてみてください。そしてチャンネル登録をよろしくお願いします!

渡邊さゆり

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