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海外のサツマイモ研究機関を紹介します

サツマイモは日本の食べ物だと思っている方は多いのではないでしょうか?実は世界中で栽培されている農産物の一つです。
その多様な利用方法や栄養価の高さ、気候変動の進行する中でも持続可能な作物として注目されており、海外でも多くの研究が行われています。
今回は海外にあるサツマイモの研究機関を紹介したいと思います。

団体名 詳細 国・地域
Sweet Potato Research Station アメリカのルイジアナ州にあるサツマイモ専門の研究施設。新品種開発や生産方法の研究を行っている。 アメリカ合衆国
INTERNATIONAL POTATO CENTER ペルーのリマに拠点を置く研究施設で、ジャガイモ、サツマイモ、その他の根菜類、塊茎作物に関する研究を行っている。 ペルー
National Root Crops Research Institute ナイジェリアに拠点を置く研究機関で、特にキャッサバ、ヤム、サツマイモ、タロイモなどの根菜類に焦点を当てた研究開発を行っている。これらの作物の生産性向上、病害虫管理、栽培技術の改良を目指しており、ナイジェリア国内および他のアフリカ諸国の農業の持続可能な発展を目指している。 ナイジェリア
Caribbean Agricultural Research and Development Institute (CARDI) カリブ地域全体の農業開発を支援するために1975年に設立された機関です。特にキャッサバやサツマイモを含む根菜類、野菜、家畜などを対象として持続可能な農業の促進に注力しており、これらの作物を通して地域の安全保障を強化することを目指している。
Sweet Potato Technical Manual
トリニダード・トバゴ
Australian Sweetpotato Growers Inc. オーストラリア国内のサツマイモ生産者を代表する業界団体。生産者が協力して情報を共有し、業界全体の発展を目指して取り組んでいる。主にサツマイモの栽培技術の改善、品質向上、マーケティング戦略の推進に努めている。 オーストラリア
Central Tuber Crops Research Institute
インドに拠点を置く農業研究機関で、主に塊根作物の研究と開発に集中している。アジアにおける塊根作物研究の主要な拠点となっている。 インド

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