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さつまいもアンバサダー認定講座を開講してみて

代表理事の橋本です。

2月から開始したさつまいもアンバサダー認定講座。これまでに計4回(オンサイト3回、オンライン1回)行いましたが、来期(8月以降)までしばらく開催はお休みするので、いったんふり返ってみたいと思います。

まずは参加いただいた方(認定会員の皆様)には、深く感謝をしています。

設立当初から、認定講座は事業計画の中にありましたが、なかなかどういう形での提供が良いのか悩んでいる中で、「さつまいもアンバサダー」になって活動したいという問合せもいただいていたのですが、コロナ禍もあり、グズグズと遅れに遅れてしまいました。

そのような中でも、いろいろな方が協会の活動に興味をもってくれて、一緒に活動することを選んでくれたことを、非常に嬉しく思っています。
受講料も1万円とけっして安くはないですが、受講後のアンケートを読む限り、皆さんには満足いただけてたようで良かったです。

協会に求めることとして「会員同士の交流」というのがアンケートに良くあがっていましたので、随時開催していきたいと考えています。またその他の要望もできる限り対応していきたいと思います。

さて、実際に始めてみると、当初の想定とは参加者の属性が違っていて驚いています。
もともとは、「都内を中心に一都三県に住んでいる」「サツマイモが好きな消費者」「女性」の参加が多いと考えていました。

以前、「日常的にさつまいもに関わりたい」という相談を受けることが何回か続いたことがあり、そういう方々を受け入れる(さつまいもに関われる)場を作りたいというのが、協会設立の理由の一つでした。相談に来られた方々の属性が先ほどの通りで、もちろんそのような方の参加もありますが、今のところ割合としてはそこまで多くなかったですね。

まず性別をみると、男性よりも女性が少し多いぐらいでした。
これは後ほど述べる、立場とも少し関係するかと思いますが、いずれにせよ皆さんのアンケートを読む限り、サツマイモの魅力にはまるのに、そこまで性別差はないように思いました。(一般的には女性のほうが好きだと言われることが多いので)

次に住んでいるエリアですが、北海道、東北、中部、関西、九州など、あらゆる地域から参加いただきました。

オンライン開催は遠方の方に対応するために実施しましたが、オンサイトでも毎回遠方から来ていただいています。これについては、わざわざ時間とお金をかけて受けに来てくれて、本当にありがとうございます!ですね。

一方、さつまいもイベントの盛況をみていると、もっと一都三県(特に都内)に住んでいる方の参加があっても良いのになーと感じました。協会の認知度やアピール不足ですかね、ここは今後の課題です。

最後に立場(職業)ですが、サツマイモ生産者や、サツマイモに関わる仕事をしている人が多かったです。生産者:事業者:消費者=1:2:1でした。

生産者・事業者の方の受講理由として多いのは、「商売にしているわりには良く知らない(ので知りたい)」「仕事を通じてサツマイモの魅力を広めていきたい」という感じですね。

参加者の方には、「トータルにサツマイモを説明できるのは橋本さんだけ」「サツマイモに関して日本で一番情報が集まっている場所」「学びたくてもそういう機会がなかったので、作ってくれてありがとう」など…非常に嬉しい言葉でした。

もともと認定講座は「消費者」が受けるものと考えていましたが、「サツマイモに関わる人」全員に受けていただき、一緒に活動していければと思います。

そのポテンシャルは十分にあります!

次回開催は8月以降となってしまいますが、再開した折には受講および入会をご検討ください。

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