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大学芋屋さんで買いたい「大学芋」以外の「さつまいもスイーツ」① ~パリッと病みつき!厚切り「さつまいもチップス」の世界~

大学芋担当理事の奥野です。

大学芋屋さんで購入したいものと言えば、そりゃ「大学芋」。
しかし実は、大学芋とセット買いしたくなる「さつまいもスイーツの逸品」が沢山ある事をご存じでしょうか。
さすが大学芋屋さん!(でしょ?)
今日はその「逸品」から私のお気に入りを1つご紹介しましょう。

「さつまいもチップス」とは

大学芋の次に好きな食べ物、と問われたら私はこれを選びます。
総じて言えば「さつまいもチップス」な訳ですが、ポテトチップスの様なイメージでいると面食らいます。だってだって大学芋専門店のそれは、2~3mmの厚さにザクっとスライスされたさつまいもを揚げ、贅沢に蜜を絡めた・・1枚1枚がスイーツの様な一品なのです!そう考えると、スナック菓子的な聞こえ方がする「さつまいもチップス」ではなく、例えば「さつまいものスライス揚げ」等違った総称を付けたくなります。実際に名称はお店によって違い、浅草の千葉屋さんでは「切揚(きりあげ)」、馬込の甘藷生駒さんでは「薄切り」と呼びます。何れにも猛烈なファンがおり、大学芋より先に売り切れる日だってある程。
私が知る範囲では、「さつまいものスライス揚げ」としての「さつまいもチップス」はこの2店舗以外では見かけた事がありません。
ちなみに食感は・・・千葉屋さんは少し固めの歯ごたえありで、甘藷生駒さんは柔らかめで蜜が染み出す感じです。どちらも美味しいのです。

「さつまいもチップス」の「当たり」!?

ちなみにこの「切揚」「薄切り」には、密かな楽しみ方があります。それは「当たり」を見つける事。チップス好きが言う「当たり」とは、揚げたサツマイモがプクッと膨れ上がり、蜜が溜まっているものです。ただでさえ蜜が絡まっているのに、溜まっていて、更に膨れたサツマイモが薄くなっていてパリッとするのです。(もちろん「当たり」はひとぞれぞれ違うと思いますが)実はこのお話は、甘藷生駒さんの「薄切り」が大好きな俳優吉田悟郎さんもインタビューで仰っていた事です。

他にも、チップスが2重にくっついているケースも「当たり」と言う人がいます。それを剥がして食べるか(箸では剥がしにくいのでお行儀悪く指で離すのも醍醐味)、もしくは2重でガッツリ噛み締めるか・・・等も議論の余地があります。

こうして書いていると「大学芋愛協会」だけではなく、「さつまいもチップス協会」も作ったほうが良い気がしてきました。

何はともあれ、ぜひあなただけの「当たり」を探してくださいね。

【千葉屋】
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13008691/

【甘藷生駒】
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131712/13043674/

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