三重県志摩市には「きんこ」という干し芋があります。
隼人芋を使った干し芋で、志摩の海女さんが漁業の合間に作って食べていた郷土食です。
見た目が干しナマコに似ていることから、キンコと呼ばれるようになったそうです。確かにずんぐりした形で似ていますね。
また、干し芋を作った際にでる残さを活用した焼酎作りも行っており、少しいただいたところ香り・風味が良く美味しい焼酎でした。
赤霧島のようにカラフルサツマイモを使った焼酎は、これまでにない味わいがあって良いと思います。
志摩ブランドとして売り出したいそうですが、産地が山間地で、生産者の高齢化もあり、生産量が年々減少していること。志摩市には加工業者が少ないことから、なかなか全国流通まで発展させるのは難しいとのことでした。
志摩に行った際には、ぜひ探してみてください。
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