さつまいもはすでに多彩な利用がされている作物ですが、特にこれからの時代を考えると宇宙での利用が一番話題になるかもしれません。
宇宙開発において、地球から宇宙に持っていかなければならない飲食料や酸素を減らすことは予算上重要です。そのため、宇宙空間での自給自足の達成は欠かせない問題だと思います。
宇宙食について その4:宇宙食の優等生って? | TELSTAR / テルスター 宇宙フリーマガジン
宇宙進出した人類の胃袋を支えるであろう最有力候補の食べ物は「さつまいも」と言われています。
まとめると、さつまいもが有力候補である理由は下記の項目です。
- 炭水化物、ビタミン、ミネラルや食物繊維などの栄養成分がバランスよく含まれている準完全食
- 根だけではなく葉も茎も食べられて廃棄処理が少なくて済む
- 環境適応性が高く、土がなくても水耕栽培によって育つ
- 食物繊維やヤラピンが便秘に有効
宇宙飛行士は運動不足で便秘になりやすいそうです。
無重力なので便が自然に下がりにくいってのもあるかもしれません。
宇宙での自給自足の足がかりとして、宇宙環境に適した早期肥大性のさつまいもとその加工品の開発
この「宇宙環境に適した」というのはどうやって育種していくのでしょう?
地上の研究所に宇宙環境に似た無重力や放射線などの状態を作り出すのでしょうか?宇宙環境だと放射線で突然変異とか起こりやすそうな印象を受けます。
さつまいもは様々な調理や加工ができるのも、宇宙食に向いてそうです。
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