日本でフライドポテトといえば、ジャガイモ一択ですよね。これって日本くらいなんです…!
アメリカのバーガーキングでは、サツマイモのフライドポテトが販売されています。健康志向が強まっているのでけっこう評判が良いそうです。
また、台湾のケンタッキーやモスバーガーでは、サツマイモのフライドポテトが販売されています。
ベトナムのビアホイ(ベトナムの激安ビール酒場)でも、サツマイモのフライドポテトがメニューにあります。
このように、海外ではサツマイモのフライドポテトがけっこう普通に販売されています。
(なんと、うらやましい!)
ちなみに、先進国の中でサツマイモを消費するのは日本とアメリカだけ。
アメリカは感謝祭の日に食べる習慣はありますが、日本ほど消費はしません。
そもそも、アメリカではカロチン含量が多い果肉がオレンジ色の品種が好まれる傾向があります。
じゃあ何故日本でサツマイモフライが売られていないのか?
売り手・買い手の両面からみて、以下の要因が考えられます。
- ジャガイモに比べると原料価格が高く、あえてサツマイモのフライドポテトを販売するメリットが少ない
- 海外では”サツマイモ”=”健康食品”という印象が強いが、日本では”サツマイモ”=”お菓子、甘いもの”という印象なので、フライドポテトで食べる必要性がない
日本では「サツマイモってカロリー高い…」という認識がありますが、アメリカでは「Sweet Potato is healthy: )」と大きく印象が異なりますね!
さつまいもフライドポテトの可能性
日本で売られているサツマイモのメニューといえば、焼き芋、大学芋や芋ケンピといったシュガーコーティングしたもの、スイートポテトなどスイーツに加工したものが大半です。
甘いために敬遠している人も多数いるでしょう。
実際に買う人もダイエット等を考えて頻繁に買うということはないのでは?
日本でもサツマイモの健康面を前面に出したオレンジ色や紫色のサツマイモのさつまいもスティックフライが手軽に食べられるようになると嬉しいですね!
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